須磨神戸のランチクルーズ~「あわじ島卯波銀波を船往かん」「新緑や六甲を背に船滑る」

5月6日、神戸港の「ルミナス神戸2」で須磨神戸沖をランチクルーズをご案内いただきました。1,000人乗りの中型船で、ゆったりと景色を見ながら地元の食材を楽しみました。「新緑や六甲を背に船滑る」沖合に出るまでは海は凪いで、湖面を滑るように進みます。「あわじ島卯波(うなみ)銀波を船往かん」ここで、「卯波」とは、「卯月」旧暦4月のころに立つ波で、新暦では5月です。須磨沖から明石海峡や淡路島を望む海域に達すると、「卯波」が波立ってきました。「須磨の沖クルーズ船の南瓜食む」南瓜で思い出したのですが、私の母の句集は、「南瓜飯(かぼちゃめし)」(角川書店)でした。戦後「南瓜飯」を食べた母の時代よりははるかに食が豊かになりましたが、南瓜の甘くて豊かな風味は変わりません。2時間の海上散歩でした。

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