長崎でヘルスツーリズムについて講演させていただきました~地域ぐるみの取組とアクセス向上が課題

1月21日午後、長崎市内の大手企業でヘルスツーリズムについて講演させていただきました。社会的必要性・経済効果・市場規模について説明した後、先進事例として、熊野古道(和歌山県)・上山市(山形県)・石和温泉(山梨県)の事例を取り上げ、成功の条件・課題を挙げたうえで、長崎県内でのヘルスツーリズムの可能性・課題についてお話ししました。古来、ドイツ・スイスはもちろん、日本でも療養・診断・疾病予防・健康増進・レジャーとしてヘルスツーリズムが活用されてきましたが、急速な高齢化による予防医療・介護の必要性やリハビリへの応用が求められており、ますます重要性が高まっています。全国的に競争力をつけるには、観光業者だけでなく、地域ぐるみの取り組み(住民が健康)と、交通アクセスの向上(公共交通の利便性・道路事情)が最も重要です。(画像は、奥雲仙の牧場。牛を見ながら森林浴ウオーキングも楽しい。2012年4月15日撮影。)

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