植物園経営の先進事例調査視察

10月14・15日、全国の植物園経営の先進事例を調査視察するために、A.京都府立植物園(演出や工夫により入場者数を大幅に増やした事例)、B.浜松フラワーパーク(浜松市の中核施設で観光集客に重点を置いた運営管理がされている事例)、C.伊豆シャボテン公園(観光地としての集客の魅力アップにつなげての経営努力を行っている事例)の三カ所を訪問し、経営・マーケテイング面を中心にヒアリング調査を行いました。植物園の経営者の方々にはお忙しい中、丁寧なご説明をいただき、ありがとうございました。これは、私が委員長を務めさせていただいております、23年度「長崎県亜熱帯植物園の在り方に関する検討委員会」で長崎市野母崎町にある同植物園の今後の方針を検討するために調査したもので、同委員会の二回目以降の審議に生かしたいと思います。優れた植物園は、明確な経営コンセプトを持ち、たゆまぬ集客イベントを行い、植物に関する興味を喚起するために定期的にマスコミのパブリシテイを活用しているという共通点があります。動物園に比べれば地味な存在かも知れませんが、地球温暖化防止が叫ばれる中で、重要性同等以上だと感じました。

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