東京オリンピックとIRと世界遺産と~チャンスの多い国・日本への転換を

9月11日の電通JIR(Japan Integrated Resort)フォーラムに出席して、東京オリンピック・パラリンピックは日本の首都として東京中心であっても、IR(統合型リゾート・カジノ)、世界遺産などで地方が発展できるチャンスを作ることの重要性を感じました。東京は人材と資本と情報が集まり、集積のメリットを発揮できる街で、世界との競争に勝つことが必要ですが、地方も地域資源を活かしたグローバルな競争に勝つことが必要な時代を迎えていると思います。地方の最大の弱点は、雇用を確保できるビジネスが少ないため、人材を集めきれないという点です。都市への人材流出を避けるためにも、地方に地域資源を活かした、地場産業振興・企業誘致・観光振興・物産振興が必要となります。都市も地方もそれぞれの特徴を活かした産業を発展させることができる枠組みを作り(国家戦略特区や地域毎の特区・離島特区など)、チャンスの多い国・日本への転換を図ることが必要になると思います。地方も得意な技能を持った人材を、日本人・外国人問わず集めることができる産業起こしをすることが必要です。長崎県も観光のみならず、水産加工・農産加工・バイオ・医療福祉など、グローバルな視野に立って、チャンスを活かすことが必要だと思います。スイスは、小さい国土ながらも、観光・金融・薬品・精密機械に集中した経済発展をグローバル展開により遂げてきた国で、IR(統合型リゾート)だけでなく日本がスイスから学ぶべき点はたくさんあると思います。(画像は、スイス・ルツエルングループCEOのヴォルフガング・ブリーム氏の講演風景。)

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