札幌コンベンションセンターを視察しました~施設とソフトと誘致体制の充実

11月16日夜に福岡から札幌に直行便で移動し、17日午前、長崎総合科学大学地域科学研究所の研究の一環として、札幌コンベンションセンターSORAをご案内いただきました。長崎市議会・長崎県まちづくり推進室も来られたとおっしゃっていました。ここは、旧国鉄・東札幌駅の用地で、現在のJR札幌駅から約20分、千歳空港から約30分のJR新札幌駅から約20分の便利な立地にありますが、北海道の方からみたら「不便だ」という声もあるようです。施設は2,500人収容の大ホール、同時通訳対応で700人収容の特別会議場、二分割利用もできる600人収容の中ホール、200人収容の小ホール、300人収容の会議室、80人収容の会議室4部屋、70人収容の会議室6部屋、10~20人収容の会議室4部屋と、100人利用できるレストランで構成されています。大ホールの稼働率が84%と高く、中ホール以下も75%位の稼働率と、よく利用される施設となっています。同時通訳・多言語対応なども、札幌市には、冬季オリンピック以来の国際人材が存在し、あまり困らないとのお話でした。長崎駅前の交流拠点をどう活用するかは、これから議論されることと思いますが、市内のどこかにコンベンション機能を充実させることが必要となるでしょうから、ハード・ソフト両面で札幌は参考になると思いました。札幌は千歳空港が雪に強い空港であることから、外国人観光客の来訪が多く、中心部のホテルはほぼ満室状態でした。(画像は2,600㎡の大ホール。スポーツ施設としても利用できるとの説明でした。翌日開催の日本免疫学会の準備中でした。)画像2015111710010000

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