日本ホスピタリテイマネジメント学会理事会・研究発表

8月5日・6日、日本ホスピタリテイマネジメント学会の理事会・研究発表が千葉県実籾の日本大学生産工学部で行われ、出席いたしました。日本大学は卒業生が100万人いるらしく、日本社会では一大勢力となっています。今後は海外の研究論文から国際的に引用されるような研究が求められるので、アブストラクトは英語で表現することが必要になるとの話が山本副会長からありました。研究発表では、私も「計画的高台都市とホスピタリテイ」と題して発表しました。皆が共通基盤を持ち論理を固めるために、「ホスピタリテイ」や「ホスピタリテイマネジメント」とは何かを定義づけることが必要になると思いました。ホスピタリテイコンベンションでは、千葉県の坂本森男副知事が「地域福祉とホスピタリテイマネジメント」、元国土交通副大臣の岩井国臣氏が「日本の活性化とホスピタリテイマネジメント」と題して講演してくださいました。坂本副知事の講演では、高齢者が手助けしてほしいと思うことの中で、「急に具合が悪くなったときの手助け」・「日曜大工や庭の手入れ」がトップに来るが、団地の人口構成からして、家族に期待することは難しくなっているとの指摘がありました。また、岩井元国土交通副大臣の講演の中で、「日本型のジオパーク」はユネスコ認定であるが、世界遺産とは異なり、文化財や自然を保護するのではなく、できるだけ観光に生かすことが求められているとのお話があったのが印象的でした。

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