上海航路・新幹線に関する講演

9月2日午前、長崎駅周辺連続立体交差事業促進協議会総会で「上海航路がもたらす経済効果と新幹線の整備について」と題して講演させていただきました。内容は、①上海航路の持つ意味(上海航路の運航、上海航路復活の意味、上海航路の経済効果、課題)、②新幹線整備で長崎県に飛躍的発展を(新幹線整備の意味、上海航路で変わる新幹線の経済効果)、の2点で、上海航路の当面の経済効果を年間210億円(中国人20万人・日本人10万人利用の場合)、新幹線の経済効果を年間249億円(フル規格の場合)とし、これらの相乗効果が現れるようになれば、それ以上の効果が上がると説明しました。ただ、そのための課題も多く、①集客の維持・増大、②船および観光地の魅力アップ、③港湾の整備、④長崎のハブ(交通結節点)化、⑤九州地域の物流の検討(フェリー・RORO船)などです。私は、上海航路が中国・日本の新幹線網と連結して、アジアから日本への大動脈の一つになることを期待しています。

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