ドナルド・トランプ氏のこと~「どうせ考えるなら、大きく考えた方がいい」

7月21日、アメリカ共和党の大統領候補、ドナルド・トランプ氏は、党大会で指名受諾演説を行いました。私が30歳前後でニューヨーク・ワシントンDCに良く出張していた頃から、5番街に「トランプタワー」を建設するなど、不動産王として有名で、「トランプシャトル」という、ニューヨークと首都ワシントンDCを30分おきに結ぶ、バスのような飛行機に良く乗っていました。日本でもいつかは東京・大阪間を30分おきに結ぶ航空便が生まれると信じていました。自力で事業家として成功した人物が、政治家になることはアメリカでは多いですが、大統領になるとなると、話は別です。同氏の事業は浮き沈みも激しかったですが、プロジェクトを冷静に計画的に進めるという一面も持っていました。トランプ語録としては、「どうせ考えるなら、大きく考えた方がいい」「一つの取引に臨む場合、これを成功させるための計画を少なくとも五つ六つは用意する」「私は自分で調査し、自分で結論を出す」などがあげられますが、見た目の豪放さだけでなく、不動産投資に関しては、自分で不動産の環境やニーズの調査を時間をかけてするなど、ち密な面もあったことを知っておく必要があります。同氏が大統領に選出されるかどうかはわかりませんが、もし大統領になって事業家・投資家としてのセンスが生かされ、経済を成長させ雇用を拡大させるとしたら、如何にもアメリカらしい夢のある話だと思います(ただし、日本や世界の外交・貿易にとっては課題は大きいです)。(画像は浜離宮から見た東京の高層ビル街。2012.11.24撮影。このころから、日本の不動産市場も変わった。)

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