この秋二回目の奈良~紅葉の奈良は素晴らしい

11月23日午前、奈良に住む両親を訪ねると同時に、この秋二回目の紅葉の奈良を堪能しました。前回10月19日・20日に時間の都合で見られなかった東大寺ミュージアムで、「東大寺の歴史と美術展」を見ました。今回は、四月堂から、重要文化財木造千手観音立像(平安時代前期)と、両脇侍には国宝日光・月光菩薩像(奈良時代)が並んで立ち、更に平安時代後期の製作になる重要文化財木造持国天像と木造多聞天像を配した荘厳な展示となっていました。東大寺(華厳宗総本山)が、奈良時代に、仏像や寺院建築や瓦製造など幅広い分野で、南都六宗(なんとりくしゅう)の中核的存在であったのではないかと感じました。東大寺の広大な境内は、修学旅行生や中国・韓国からの観光客で、なかなか前に進めないほど賑わっていました。(画像は、高さ8.4㍍の東大寺南大門金剛力士像。門の向かって右側に安置されている「うんぎょう」。運慶作と伝えられている。木造と思えない筋肉や衣の襞(ひだ)の表現で、芥川龍之介の「夢十夜(ゆめじゅうや)」でも取り上げられている。)

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