CCRC研究所窪田先生と意見交換

1月18日午前、CCRC(Continuing Care Retirement Community=高齢者健康コミュニテイ)研究所の窪田昌行代表取締役と九州大学医学部コラボステイション(吉塚)でお会いし、日本の高齢者施設・地域包括ケアシステムの在り方や、日本の10年先を行くアメリカの施設実態についてお聞きしました。私は、かねてから、日本に幅広い高齢者の生活を支えられる施設の建設推進を考えてきており、アメリカのCCRCが一部の富裕層ではなく、中間層の高齢者のための施設として100年間以上にわたって発達してきた政策上・経営上の要因に関心がありました。できれば、長崎県でも県南・県北にこのようなモデル施設を作り、高齢者のための社会的先進システムを構築したいと思います。そのためにも日本の有料老人ホームの抱える経営・財務上の課題を克服することが必要になります。アメリカでは、利用者が設立したNPO法人が施設事業主となって、州法が保護する制度が設けられているので、現地にも行って調査したいと思いました。

カテゴリー: 経営   パーマリンク

コメントは受け付けていません。