日本ホスピタリテイマネジメント学会の国際的発展を~人間重視・協働型社会・サービス業に欠かせない視点を科学する

2月2日、日本ホスピタリティマネジメント学会理事会・学会賞発表会等が東京・品川の日立金属高輪和強館で行われ、理事・論文選定委員会委員として出席しました。あわせて開催された新年パネルデイスカッションのテーマは「営利及び非営利団体のホスピタリティマネジメント」で、企業経営、非営利団体とも、経営の基本にホスピタリティが強く求められており、「守・破・離」(守=基本、破=応用、離=独創性。ドイツのaufhebenにも類似。)にもホスピタリティが必要で、人材育成にも当てはまるとの意見が出されました。人材育成では、守=トレーニング、破・離=コーチングと、手法が異なり、特にコーチングにはホスピタリティが求められます。同学会は文部科学省認定学会として和文論文はもちろん、英文論文等を通じて既にベトナムなどアジア諸国から注目され、アジアの大学等との連携も進んできており、学会としては、グローバルに研究される実証性(仮説と検証)・科学性を持ったホスピタリティ研究を発展させることが社会的使命ではないかと思いました。(画像は、同学会会長・山上徹同志社女子大学特任教授による挨拶。国際物流論文で各学会賞を数多く受賞。)

カテゴリー: 新しい公共, 経営   パーマリンク

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