寄附してくれた人を県民表彰する制度の提案

2月18日午後、佐世保アルカスSASEBOで「長崎の寄付を考えるシンポジウム」を17日夜の長崎でのシンポジウム同様に開催しました。雪がしきりに舞う中で、小値賀島・平戸を含め、遠方からおいでくださった方々に心から感謝申し上げます。コーデイネータ・パネリスト一緒に長崎から佐世保に移動する車の中で、武原由里子氏(壱岐子供劇場運営委員長)が平成23年度の県民表彰を受けたことにヒントを得て、高齢者や富裕層で、県に一定金額(たとえば1,000万円)以上寄附してくれた人を県知事表彰を授与することにする案で盛り上がりました。最初は平成24年度から認定NPOの税制が変わる(要件緩和)という話をしていましたが、高齢者が金融資産の6割以上を保有している現実(私は地方ではもっと多いと思う)を踏まえ、①高齢者層から社会全般に資金を還流させ、インフラ投資や少子化対策等次世代のための投資を進めるとともに、②財政赤字削減を図ることができ、有効な政策となる可能性が大きいと思います。また、県知事の裁量で被災者や困窮家庭の子供への奨学金制度や社会的弱者対応に充てることもできます。県民の理解を得るために、この制度化の前提として、行政改革を進めていることや受賞者は一定の社会活動をしてきたことを要件とすべきだと思いますが、一生の内に社会貢献したいと言う高齢者や富裕層のニーズにも合致しています。私もこのような制度設計を提案し運営に協力したいと思います。何よりも重要なことは自分にできる形で「社会貢献することはカッコイイ」と言う風潮を作ることだと思います。

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