全ての人には明るい未来がある

12月22日夜遅く、大阪の成長企業の方々と忘年会を楽しみました。私の十五年来の友人で普段は京都で草津のプロジェクトに携わっている東京神宮前の森山高至氏(一級建築士、「建築エコノミスト」)も大阪に来てもらい、忘年会に参加してもらいました。森山先生は、拙著「工務店はサービス業だ」の出版を一緒にやってもらいました。最近では長崎県の大村競艇場の技術アドバイザーをされたり、長崎県亜熱帯植物園の建築面を手伝ってもらったり「コスト計算のできる建築士」としてアドバイスをお願いしています。若い社長・役員の企業は勢いがあり、とにかく明るいです。社長の隣で「かわいがられるタイプの人」「運を呼び込める人」について楽しく話しました。K社長は「人の懐に飛び込む」ことができる人で、こういう人でないとここまで成長企業にはできないと思いました。私の方からは、23歳の時に松下幸之助氏とお会いして薫陶を受けた件をお話ししました。「ラッキーな人」は明るく物事を前向きに考えられる人で、こういう人にしか、人間は付いてきません。私は、金融経済サイトの議論で「悲観の星」と呼ばれているというお話を以前しましたが、経済金融政策や投資を進めていくときには、冷静な判断が求められます。基本的に「お人よし」である日本人は投資や金融に向いていません。日本が金融立国になれなかった理由が私には良くわかります。その代り、松下・ソニー・ホンダ・スズキなどはオーナーや後継経営者が「明るいビジョン」に賭けて国際的な企業王国を築いてきました。人間は必ず明るい光を求めます。閉塞感に満ちあふれている日本を切り開けるのは、最後は明るい展望を持とうとする経営者ではないかと思います。

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