企業経営研究会in長崎開催報告~小西正行氏講演会で企業成長と社会貢献について考えた

2月23日夜、長崎歴史文化博物館1階会議室で小西正行氏講演会「企業を成長させる秘訣~15年間で50億円企業を作り上げた社長の発想」が開催され、会場が満員になりました。今回は、「長崎の企業を元気にしたい」との私の呼びかけに応じて長崎に来ていただきました。小さな工務店の後継者がリフォーム分野で16年間増収を続け、売上50億円、粗利率35%以上の企業を作り上げた過程を70分でお話しいただいたので、皆さんからは実践的で貴重な話を聞いたとの声が多く寄せられました。「ニッカポッカを履いて現場を飛び回っていた自分が、営業回りや経営までやらなくてはならなかった」というくだりには、うなづいている方もいました。起業家が陥りやすい「今だけ・カネだけ・自分だけ」から脱却し、「50年・100年後もあり続ける企業」を目指し、「理念浸透型経営・脱歩合給・新卒採用(24年度:60人)」によって、従業員とともに成長企業への道を着実に進んでいる姿からは、成長性のみならず、地味な堅実性を感じられた人も多かったのではないかと思います。雇用こそが企業にとって最大の社会貢献であることを教えてくれています。講演の中で、①既に進出して事業のみならず学校建設などの社会貢献をしているカンボジアからベトナム・ミャンマー・インドネシア等アジアへの展開を図る、②企業経営理念「CONY WAY」により、「10年後1,000億円企業を目指す」との発言もあり、企業はお客様や社会から支えられて成長できることを改めて強く感じた内容でした。

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