予防医療ビジネス化への第一歩になる~地域の健康づくりのインフラを作ろう

6月30日午後、東京で予防医療のビジネス化の第一歩ともいうべきA社の設立記念チャリテイフォーラムが開催され、私もパネルデイスカッションに出席させていただきました。私以外に、廣瀬禎彦氏(ギャラキシアメデイア㈱代表取締役、元セガエンタープライゼズ㈱副社長・コロンビアミュージックエンターテインメント㈱代表取締役)、中博氏(中塾主宰、元松下電器産業経営企画室)、田中宏暁し氏(福岡大学スポーツ科学部運動生理学研究室教授)、田尻賢氏(㈱ファーストサービス代表取締役・社団法人日本治療家連盟代表理事)などがパネルに出席し、特別講演者として、私がご紹介させていただいたライフネット生命保険㈱代表取締役社長をはじめ、西田文郎氏(西田塾塾長)、池間哲郎氏(NPO法人アジアチャイルドサポート代表理)に講演していただきました。少子高齢化、貿易赤字、ビジネス構造の変化等、日本経済社会の大変革期にあって、どのようなビジネス展開が必要か、さらに進んで、日本は今後どう進むべきかを考えていただく良い機会になったのではないかと思います。私の方からは、①長崎県のある小さな離島では、高齢化率7割を超えており、死ぬ当日まで働く人々も多く、これは人生の理想かもしれないこと、運動・栄養のとり方によって、疾病(認知症を含む)・介護予防ができれば、高齢化社会にとって「well aging(美しく老いる)」の観点から福音となること、②ATM・インターネットビジネス・コンビニ等40年前に大した発展を遂げないと思われていたものがどんどん発展進化し、社会のインフラとなる中で、若い人には新しいビジネスモデルにチャレンジして、未来を切り開いていってもらいたいこと、などを熱く語りました。私が紹介させていただいた福岡大学田中教授の地道なご研究が新たな形で実用化できるビジネスモデルだと思います。ビジネスオーナーを中心に集まっていただいた約230名の熱気を強く感じました。

カテゴリー: 医療福祉, 経営   パーマリンク

コメントは受け付けていません。