九州の公立大学の在り方研究会

1月24日、九州経済連合会で「九州の公立大学の在り方を考える」研究会が開催され、私は呼びかけ人の一人として出席しました。詳しい内容はプレスリリースされるまで公表できませんが、将来の道州制(または広域連合)導入をにらみ、九州の公立大学について、①教育研究の高度化とステータスの向上を図る、②高度なグローカル人材を養成する大学院を新設する、③政策形成支援拠点としてシンクタンク機能を結集する、④地域イノベーションの拠点として公設試験研究機関等と大学との一体化を図る、などを目的とする構想を検討しています。長崎県だけでなく、九州地域全体で、アジアに開かれた大学・行政・経済界を作ることが急務であり、各県市等が有する大学・シンクタンク・公設試・産業育成機関が連携して、全国に先駆けて九州地域がグローバル化を図る意義は大きいと思います。私は、今後地方財政が厳しくなる中で、国際的に競争力のある教育・研究・産業育成機関が求められており、公立大学が地方・住民のニーズに対応するため、国立大学とは異なった手法で地域貢献することは不可欠だと考えます。

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