地球温暖化防止全国ネット第四回社員総会出席~原子力発電比率は15%をベースに

6月27日午後、千代田区神田で、地球温暖化防止全国ネット第四回社員総会が開催され、ながさき地域政策研究所(長崎県地球温暖化防止活動センター)が正会員なので、私が出席いたしました。興味深くお聞きしたのは環境省地球環境局地球温暖化対策課室石泰弘課長のお話でした。特に、福島原発問題以降、国のエネルギー安定供給の観点から、温室効果ガス排出量(2030年時点の基準年からの削減率)目標達成に関し、①原子力発電の比率と、②省エネ・再生可能エネルギー等の対策・施策の強度のバランスが重要になり、平成24年5月23日に中央環境審議会環境部会委員に対して行った意見照会で、委員の回答は、①15%、②高位(施策大胆促進)のくみあわせで、削減率は▲31%とするものでした。現実的には原子力発電比率をゼロにはできないと多くの委員が考えていることになります。(画像は同社団法人長谷川公一理事長のあいさつ風景)

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