ながさき省エネコンソーシアム節電コンテスト総合授賞式が開催されました

3月17日午後、私が会長を務めさせて頂いている「ながさき省エネコンソーシアム」の節電コンテスト総合授賞式が、長崎市ブリックホールで開催され、出席・挨拶いたしました。コンテストは夏・冬2回行われ、約3,000世帯の方々に参加いただきました。中には家族構成等が変わらなくても50%節電された世帯もあり、ちょっとした生活の工夫で節電・省エネできることがわかっていただけたと思います(高齢者など、無理に冷暖房を我慢していたら体に良くありませんが)。原発が稼働しなくなる環境下で、今年の夏には再び電力需要が高まる可能性があり、節電に努めることが必要になります。エコノミストである私の目から見ても、季節要因だけでなく、今後日本の復興が進むにつれ、電力需要が高まると思われます。授賞式の後、シーラカンス&アソシエーツの建築家伊藤恭行氏に「暮らしと環境をデザインする未来の住まいづくり」と題して、基調講演をしていただきました。私は長崎県内の公共建築設計コンペの審査委員や委員長をさせていただくことがありますが、西日が強い長崎県では、建築後の維持コストを抑えるため、太陽光・太陽熱対策と並んで冷房等のエネルギーコストの低減が建物の設計段階からビルトインされていることが必須になります。節電・省エネの知恵を活かした建築設計で、地域の気候・気象特性に合ったスマートシテイ作りができればいいなと思いました。

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