精神障害者社会復帰施設協会定期総会での講演

7月23日、2011年度長崎県精神障害者社会復帰施設協会定期総会が開催され、「今後の社会福祉事業所に求められる経営的視点」と題して講演させていただきました。「経営とは何か」原点を見つめ、「経営のポイント」として、①トップマネジメント機能、②経営基盤の確立=事業体内部の経営環境を整備すること、③経営者のリーダーシップと職員の意識改革、「今後の経営に求められるもの」として、①公共性・理念と使命感、②持続可能性のある自立した経営、③利用者満足度を高める経営(CS=customer satisfaction)、④従業員満足度を高める経営(ES=employee satisfaction)について説明いたしました。私は病院や様々な福祉施設の経営アドバイスをさせていただいていますが、共通しているのは、A.経営を持続させるための収支バランスのとり方、B.「人」の尊厳・「心」を大切にすること、C.人を対象とするサービス業としての人材教育です。県内の精神障害者社会復帰施設の経営者の方々の熱心な態度に責任の重さを感じました。

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