東京都市場問題プロジェクトチーム第1回会議に出席~マスコミ60社に驚き

9月29日午後1時から2時半過ぎまで、東京都市場問題プロジェクトチーム第1回会議が開催され、専門委員として出席させていただきました。12時40分に控室に集合し、12時55分に会場の都庁第一本庁舎7階大会議室に行くと、楕円形のテーブルに7名の席が用意されており、60社のマスコミの方々が来られていました。座長の小島敏郎氏(青山学院大学教授)が基本的な説明をされた後、各委員に意見を聞いていきました。私は、①豊洲市場の安全・安心を確保することが前提で、これを確保しないと市場価値が減少する可能性があること、②投資額(コスト)と運営コストの妥当性を検討すること(取引規模に比して投資額が大きい場合、一時的な投資はできても、維持が難しくなる場合もあり、これを避ける必要がある)、③市場オペレーション(トラックの搬入・温度管理・関係者の動線等)の効率性の検討、④豊洲市場の将来に向けた成長戦略(グローバル化・ICT化・都民・来訪者が日本の食を愉しめる施設や商業施設とのコラボレーション等)、⑤卸・仲卸等の経営状態を踏まえた持続可能な市場経営の検討、の5点について簡単に申し上げました。詳しい発言は、東京都のホームページに、市場問題プロジェクトチームのサイトが設けられていて、当日の資料と動画が見られます。

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