5月1日大阪で、オープンハートの会会長古市佳央(ふるいちよしお)氏の講演を聞きました。古市氏は、1971年東京生まれで、「やんちゃな」少年だった高校1年の春、バイク事故で重度熱傷41%という生死をさまよう大やけどを負うが、奇跡的に命を取り留めた方です。毎日包帯を取り替えて貰い、自らの変わり果てた外見に絶望し、真剣に自殺を考えるが、その後3年間に渡る治療を通じて、様々な入院患者とのふれあいを経験し、再び生きる希望を取り戻します。退院後は一般社会の人々の好奇と嫌悪、同情の視線に晒され逆に精神的な強さが培われます。人間がどん底から這い上がるためには、「人との出会い」「人に認められる」ことが重要で、「命の大切さ」を自覚したと話しておられました。「バイク仲間も友達と思っていた人々も事故を機に遠ざかり、自分が最も要らないと思っていた親兄弟だけが最後に助けてくれた。親のありがたさが初めて解った。」という話は、多くの若者に聞かせたいと思いました。と同時に、これは経営者が人間、特に若い人材をどのように育てるかということにも通じる話だと思いました。会場には全国から300人以上の経営者も来ておられましたが、「実話だけに迫力があった。社員にも聞かせたい。」との声が多かったです。(画像は新緑が美しい大阪・太閤園の日本庭園。) Generic Cialis

カテゴリー: 人生, 友人, 経営   パーマリンク

コメントは受け付けていません。