走り続ける人間の魅力~矢沢永吉氏、小西正行氏、そして僕

9月29日深夜11時、NHK番組「矢沢永吉闘う63歳SP混迷の日本へぶつける渾身のメッセージ」を見ました。自らを「成り上がり」と表現する矢沢氏には、成長していた頃の日本経済と「走り続ける人間の魅力」を感じていました。矢沢永吉氏とは6歳違いですが、私の若い時の歌「時間よ止まれ」は湘南の海を思い出され、忘れられない歌です。昨年(2011年)5月1日、私は38歳の大阪人、小西正行氏に初めて東京・渋谷のセルリアンタワーでお会いし、久しぶりに矢沢氏と同じ魅力を感じました。20歳で父親と死別し、後を継いだ小さな工務店をお母さん(専務)と15年で売上50億円、毎年大卒を30名程度採用し、従業員250人の企業に成長させ、10年後売上1,000億円の企業グループに成長させたいと言う人物です。矢沢氏との共通点は、「臆病なところがある」ことで、大阪人らしい堅実さを言葉の端々に滲ませています。多分今の若い人から見たら「カッコイイ」生き方をする人物だと思います。矢沢氏のhungryさではないカッコ良さが小西氏の魅力です。僕は全くこれら二人とは違ったeconomist,consultantとしての道を歩んできましたが、それぞれ自分の道を究めようとする点では共通しています。死ぬその日まで、自分が信じた道を走り続けられる人間こそ魅力的だと思います。(画像は2012年6月30日東京のパーテイーで挨拶する小西正行氏)

カテゴリー: 人生, 友人, 経営   パーマリンク

コメントは受け付けていません。