世界遺産での結婚式

10月1日、私の甥っ子徳田晴久氏(妹の次男、一卵性三つ子の一人)の結婚式が奈良の春日大社で行われ、親族として参列しました。日本を代表する神社の神式結婚式に参列するのは初めてで、しかもユネスコの世界遺産「古都奈良の文化財」に登録されていて外国人観光客がフラッシュを焚いて撮影する中での式となりました。新郎側・神父側が本殿の前で新郎新婦を挟んで両側に横に長く列席し、雅楽演奏が行われ、新郎・新婦それぞれに玉串を重ねるように神殿に捧げたり、誓詞奏上を新郎が述べ、新婦が自分の名前だけを言うなど、興味深かったです。披露宴は隣のフランス料理レストランThe Hilltop Terrace Naraで行われ、上品かつ和気藹々の雰囲気で行われました。新郎・新婦とも奈良県庁勤務ですが、晴久氏が京都の東寺(真言宗)の敷地にある洛南高校出身なので、高校時代の先生・友人なども大勢来てくれて、楽しい披露宴となりました。春日大社は背後の奥山がいまだに手つかずの原生林となっていて、子供の時から広い境内で遊んでいて、群鹿が見えなくなるくらい暗くなると玉の霊気が降りて来るのを感じていた、神秘的な聖地でした。結婚式の最中も昔の記憶が蘇ってきて、懐古に思いを馳せていました。

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