ホスピタリテイ・マネジメントとフィランソロピー~「向かい合う関係」から「共視体験」へ

2月8日午後の日本ホスピタリテイマネジメント学会の統一主題として、「フィランソロピーとホスピタリテイ・マネジメント」が取り上げられ、公益社団法人日本フィランソロピー協会の高橋陽子理事長が「ホスピタリテイ・マネジメントとフィランソロピー」と出した講演をしてくださいました。その中で、自分と他者との関係性を深めるために、「向かい合う関係」ではなく「共視体験」が必要との説明は、両者の本質的な共通点を示しておられると思いました。私はこれまで、「新しい公共」事業の一環として、企業のフィランソロピー活動やCSR活動を支援して来ており、「企業が寄附などフィランソロピー活動を実際に進めるにはどうしたらいいか」質問させて頂きました。高橋先生は、「①現時点では、サラリーマン社長の企業よりも、オーナー企業の方がトップダウンで進めやすい、②若手キーマンの存在や役員の2人に賛成してもらうと進めやすい」など、示唆を頂きました。高橋先生は、大阪府立豊中中高等学校、津田塾大学学芸学部をご卒業後、関東学院中学・高校心理カウンセラーとしてカウンセリングに従事してきたご経歴をお持ちで、「人の心理」を読むことにも長けた方だと感服しました。(画像の左が高橋陽子先生。右は古河電気工業㈱CSR推進部長田中雅子先生。)

 

画像2014020815260000

カテゴリー: 人生, 友人, 新しい公共, 経営   パーマリンク

コメントは受け付けていません。