ふくろうの夢

9月25日、早朝便で東京から長崎に移動するJALの機内で、朝日に輝く山肌を見ながら、私は山下達郎の最新アルバムにある「希望という名の光」を聞きながら眠ってしまいました。築地の大きな病院に入院していると、早朝、大阪から友人が夜行バスで来てくれて、厳重な病院のセキュリテイをすり抜け、「おはよう」と言うが早いか、ふくろうの金属製のブローチをくれたのです。ふくろうは「苦労をなくす=不苦労」という意味があり、現にそのふくろうのブローチは彼がお母さんからもらったものでした。若い頃、彼は肝ガンにかかり、一年半の闘病生活の後、無事回復して、今は仕事に復帰しています。半年後、私の病気はふくろうの霊力のためか、みるみる回復していきました。ふくろうのブローチを貰った人が次々と病気から回復していく、そんなネットワークがあってもいいと思っていたら、ドスンという音がして、いつの間にか、飛行機が長崎空港に着陸していました。「ああ夢だったのか」と思いましたが、不思議な夢でした。東日本大震災でも経験したように、人間の命なんてどうなるかわからないけど、命を与えられている以上、少しでも社会の役に立ちたいと思いました。

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