東京再発見の旅(その2)~東京国立博物館へ行きました

11月23日、東京・上野の国立博物館に十年ぶりに行きました。子供のころから美術館・博物館が好きで、小学生の時に、京都国立博物館で開催されたツタンカーメン展を従兄弟に連れられて見に行ったのを覚えています。アメリカでもシカゴ、ワシントンDC、ニューヨーク、サン・デイエゴの大小さまざまな館や、パリのルーブル美術館、ロンドンの大英博物館、スウエーデンの国立美術館など、時間の許す限り多くの館をじっくり見て回りました。佐世保市新美術館構想策定委員会の委員長を務めさせていただくなど(これはまだ実現していませんが)、長崎県に「良い博物館・美術館」を作りたいと願っていました。今回は、本館だけでなく、平成館の考古学展示をガイド付きツアーに参加しました。博物館は地味な存在ですが、日本人の歴史文化を化体する書画・仏像など、本物を見ることができ、「何故こんな絵を描いたのだろう」と過去に思いを馳せたり、「知的な遊び」をすることができます。小中学校で教わった日本史とは異なった説明も聞くことができ、考古学・歴史学(美術・博物史)も研究が進んで、仮説がどんどん証明されていっているのが良くわかります。土偶なども様々な用途があったことがわかってきています。また、たまたま上野の山文化ゾーンフェステイバル講演会シリーズで、「尚意競艶ー宋時代の書」と題した講演会にも参加しました。これは、中国を代表する書家、王羲之から蘇軾に至る書の歴史を時代背景を解説してくれる内容でした。時間が許せば、じっくり見たいものです。(画像は、表慶館)

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