反転授業~情報機器の発達によりやりやすくなったが、昔からあった学習法では?

5月23日朝のNHKニュースで、近畿大学付属高校の「反転授業」が取り上げられていました。「反転授業」は、佐賀県の公立学校で採用されてから有名になりました。近畿大学付属高校では、各教師に任せられているようです(画像2014.5.23NHK)。反転授業(flip teaching)とは、「新たな学習内容を、通常は自宅でビデオ授業を視聴して予習し、教室では講義は行わず、逆に従来であれば宿題とされていた課題について、教師が個々の生徒に合せた指導を与えたり、生徒が他の生徒と協働しながら取組む形態の授業」とされていますが、私の中学・高校時代に、数学・英語でこのような授業が一部に取り入れられていたのではなかったかと思います。ただ、iPadや情報端末の普及により、子供たちが、より手軽に予習できるようになったことは事実ですが。今は、公教育以外の場で、個人指導が教育ビジネスとして行われていて(昔は予習を重んじる専門的な個人塾に通っていた)、反転授業に似た機会を作ることも可能だと思います。私は教育の専門家ではありませんが、反転学習は個人の理解度に応じた教育方法で、早急に学習内容を深めることができるので、合理的・効率的ではないかと思います。理解が遅い場合でもじっくり時間を掛けて学習できれば、理解できる可能性が高まると思います。私がこれまで社会人向けに担当させていただいてきた、金融庁・地方財務局向けの金融機関経営戦略講座や、長崎県地域振興研修、長崎大学大学院経営戦略論などにも、一部反転授業を導入する時代が来ているのかも知れ画像2014052305440000ません。

 

 

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