羽田空港から富士山が見えた~暑い日にシェールガスの熱い話を聞いた

8月21日のJAL最終便に乗ろうと空港で待っていたら、夕日の中に富士山がくっきり見えました。大変暑い太陽が照りつける日でしたが、空気は澄んでいたようです。夕方、暑い都内でシェールガスの専門家に会い、エネルギー価格高騰対策について伺いました。シェールガスは頁岩(けつがん)と呼ばれる固い岩盤層に含まれる天然ガスで、米国ではシェールガス関連企業(ダウ・ケミカル等)が大型投資に動き始めています。これまでは開発が難しいとされてきましたが、水圧で地層にひび割れを作って採掘する技術が開発され、生産性が大幅に向上しました。2012年6月28日付け日本経済新聞第3面に「エクソンCEOの告白」と題して、シェールガスをこれまで過小評価していたことを、米国石油最大手エクソンモービルのレックス・テイラーソンCEO(最高経営責任者)が打ち明けたことを取り上げています。米国ではすでにシェールガスの生産量が急増して、「エネルギー革命」と言われ、ガス価格が急落しています。エネルギーの多様化を図る点では、世界的に重要なテーマです。暑い日に熱い話を聞いたものだと思います。(画像は羽田空港から夕日に浮かび上がる富士山。小さいけど見えるかな?)

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