木造ビルが実現する時代が来るかもしれない~モーニングサテライトで紹介

1月21日早朝のモーニングサテライト(東京12チャンネル)で、木造建築の高層化・大規模化の可能性について取り上げ、台湾の御菓子メーカー「サニーヒルズ」の会社・店舗ビル、銀座の狭小地に建築された木造ビルなどを紹介していました。私は、「県産材貿易推進と利用拡大PT」の座長を務めさせていただいており、輸出・安定流通・国内利用の3つの分野で検討しています。日本でも木造の低層~中層ビルが普及してくれば木材の活用が進み、日本の森林整備にもつながると思います。ただ、現時点では木材の耐火性(1時間耐火性)を増すための加工が、木材の外側を残し、芯材に燃えにくい加工を施すので、コストがかかっており、これが数年後大量生産できるようになれば、普及するのではないかと思います。世界景気が継続的に上昇し、鋼材・セメントの価格が大幅に上がり続ければ、早期に木材ビルの必要性も高まると見ています。アメリカ住宅・不動産需要の拡大や東京オリンピックやアジアの台頭がその切っ掛けになると思います。(画像は、台湾のサニーヒルズビルの前で説明する建築家の隈研吾氏。東京12チャンネル「モーニングサテライト」より。)

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