平成の意味を考えよう

平成になって24年目を迎えていますが、政治も経済も安定しません。「平成」は、「内平らかにして、外成る」(孔子)から来ており、外患内憂の多かった昭和に代わり、内政運営を穏やかにしようという意図が表れています。これは、1月28日、国際観光戦略研究所の木村代表と新橋第一ホテルで打ち合わせていたときに出た話です(たまたまキリスト教による素晴らしいロビー結婚式が行われていました)。木村氏は安岡正篤氏(陽明学者・思想家、1898~1983年)に師事しておられたそうで、国民は内政の充実を願っており、国民生活の安定・日本の成長戦略を明示できるリーダーを求めているという話で盛り上がりました。算命学によれば、昨年から今年に掛けて日本は国家の厳しい運命を通りすぎることになっているそうですが、国家財政の建て直しと国民生活の安定への道筋を計画し、実行することが、日本を一流国にとどまらせるための条件になると考えます。私は長崎県対馬市・大村市など地方公共団体や幾つかの第三セクターの行財政改革の支援をさせていただいてきましたが、財政再建は、リーダーが本気で取り組めば出来ることです。国民が平和な行動を取っているうちに内政を固めることが必要であり、昭和時代に日本やドイツが経験したような暴力にいたることは避けなければなりません。

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