九州電力から今夏の節電協力のお礼と今冬の電力需給の見通しについてご説明に来られました

10月4日午前、九州電力㈱様が、私がセンター長を務めさせていただいている長崎県地球温暖化防止推進センターに来られ、今夏の需給実績報告と、推進員はじめ、利用者への節電協力のお礼をおっしゃって頂きました。今年のピーク需要1,634万kw(8月20日)に対し、供給力1,704万kwで予備力70万kw(4.3㌫)だったそうです。節電効果が190万kw(うち家庭用60万kw)だったので、節電していなければ電力不足に陥っていたことになります。今冬の電力の供給力・需要の見通し(原子力発電所の再稼働がない場合)については、平成23年度並みの厳寒であった場合には来年1月には、需要1,536万kwに対し、供給力1,583万kwで、予備力47万kw(3.0㌫)となる見込みだそうです。今冬も節電が必要になるかも知れません。一方、玄海・川内原子力発電所の安全対策は着々と進められているそうですが、今冬の再稼働は難しい可能性があるとのご説明も頂きました。再生可能エネルギーの実用化・安定化を急ぐとともに、原子力については、早く安全対策を確認したいと思いました。(画像は、ララコープ本社に設置された太陽光発電所の発電状況を見られるパネル。2013.10.1撮影。)

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