飛行機で読んだ一冊⑨「金子兜太の俳句入門」~上野の桜は一分咲き

3月29日長崎から羽田に向かう早朝便で読んだのが、金子兜太「俳句入門」でした。1919年生まれで元日銀マンの著名な俳人ですが(1958年長崎支店に勤務しています)、作句の基本を学習するには、最高の本だと思います。韻文と散文の違い、切れ字・二物衝撃・短さと強さなど、実際に使える内容です。このブログ登場いただいている大分県中津市の私の俳句の大先生から勧められていましたが、やっとゆっくり読むことができました。3/29の夕暮れ時、上野の東天紅で食事をするために、上野の池の周りを通り過ぎているときに、まだ一分咲きくらいの桜を発見しました。最初に作ったのが「花つぼみ夕闇迫る上野池」でしたが、単なる説明かと思い、「ビル影に夕闇迫る花つぼみ」に変えて、大先生に送ったところ、「花固しビルの高さに闇が来る」と変えて送っていただきました。今年のような気候を「春寒」ということや、夕闇が迫れば当然に影ができるから「ビル影」が説明になっていることなど、コメントをいただきました。また、最初の句は「三句切れ」になってるので、「花は蕾夕闇迫る上野池」に修正していただきました。助詞「は」の一文字が入るだけで意味や趣が大きく異なります。僕は、散文の世界に育って、「長崎の池上彰」を目指していますが(笑)、韻文である俳句って本当に難しいですね(画像は、長崎の八坂神社の桜2013.3.30撮影)。http://kikumoriatsufumi.com/wordpress/wp-admin/media-upload.php?post_id=5941&type=image&TB_iframe=1

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