9月2日午後、私が議長を務めさせていただく「ながさき低炭素ライフ推進コンソーシアム会議」の第一回会合が開催されました。これは、「知って学んで真似てみる、エコドライブ推進事業」を通じて、長崎県における運輸部門の温室効果ガスの排出削減に寄与することを目的として、25年度設けられたものです。長崎県では、産業部門が相対的に小さいため、二酸化炭素排出の大きな部門が、家計部門・運輸部門であり、他県と様相が異なります。県からは前田茂人環境部未来環境推進課長、運輸業界から、公益社団法人長崎県トラック協会の中田精彦専務理事、一般社団法人長崎県タクシー協会山田善幸事務局長、流通業界からは、ララコープ・コンプライアンス室明石勝利氏にご出席いただきました。また、オブザーバーとして、長崎大学名誉教授武政剛弘先生にアドバイス頂きました。各運輸業界・流通業界では、経営の観点から経費削減・労務管理努力の一環としてエネルギー消費量の少ないエコドライブが導入されています。各業界のCO2削減を更に推進するとともに、県民の方々がこれら業界のノウハウを活かしながら、マスコミの力も借りてエコドライブを推進して行きたいと思います。おりしも、米国で自動運転車が日産やグーグルから公表され、米国では一般公道での試乗実験が既に行われており、今後自動運転車が普及すると、ハイブリッド車から更に進めて、安全運転だけでなくCO2削減の自動プログラムを組み込むことも可能になるのではないかと思います。

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