8月24日午後、長崎市ブリックホールで、長崎県との共同開催で、「長崎県医療福祉ニーズ発事業創出支援事業成果報告会・展示会」を開催し、コーデイネータを務めさせていただきました。これは、平成23年度から、県内医療福祉現場のニーズを、専門家の助言を入れながら県内製造業・IT企業に製品を製作してもらう企画で、市場に受け入れられる「商品」にいかに高めていくかが課題となり、今回その成果の一部を発表していただいたものです。基調講演を㈱メデイデイア医療デザイン研究所代表の山本典子氏、ホームケア・ジャパン㈱岩淵輝夫事業部長に、それぞれ、医療・福祉分野の商品つくりのポイントをお話いただいた後、パネルデイスカッション「医療福祉産業における製品化・事業化への道」では、各分野の商品成功事例5件を各社長に説明していただき、今後の進め方などをアドバイザーの意見も入れて、私がコーデイネータとなって議論しました。全国で静岡県・岐阜県・三重県などを除き「医工連携」がなかなか進まない中で、製造業の集積が少ない長崎県ですが、高齢者が多く、坂が多いという長崎県の特徴を活かした連携・商品開発方法で、23年度以降実績が現れつつあり、大変喜ばしいことだと思いました。(画像は、ホームケア・ジャパン㈱岩淵輝夫氏の講演風景)

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