6月29日午前9時30分、上野の東京都美術館で開催されている「レオナルド・ダ・ビンチ展~天才の肖像」を鑑賞しました。6月30日が最終日なので、ぎりぎり間に合いました。私が少年のころからレオナルド・ダ・ビンチの絵画の遠近法や幾何学・人力飛行機の設計図などを見て育ったので、関心はありましたが、彼に関する資料が膨大で、日本ではめったに実物を見る機会がなかったので、是非見たいと思ってました。今回は、「ミラノアンブロジアーナ図書館・絵画展所蔵作品」が展示されており、「レスタ神父の素描帖」「ルネッサンスの素描」などの素描と、「アトランテイコ手稿」、「レオナルドの愛読書」に特徴があります。手稿は、光学・幾何学、建築、兵法、機械装置、人体飛行等に分類され、見応えがありました。「レオナルドの愛読書」には、「イソップの生涯と寓話」(ラテン語版)、「軍事論集」、マルコポーロ「東方見聞録」などが挙げられていました。最後に、ジャック・カロの「日本における殉教者」と題した、長崎の26聖人殉教の素描(1626年制作)があったので驚きました。(画像は、図録の表紙である、レオナルド・ダ・ビンチ「音楽家の肖像」1485年ころ制作。)

カテゴリー: エンターテイメント, 人生, 長崎   パーマリンク

コメントは受け付けていません。