8月20日午後、福岡の電気ビル共創館で、九州経済連合会の研究会「九州の公立大学のあり方を考える」研究会が開催され、「グローバル人材育成」をテーマに、①福岡女子大学国際推進センター副センター長太田稔氏による「福岡女子大学におけるグローバル人材育成について」、②立命館アジア太平洋大学国際経営学部長横山研治氏による「APU(アジア太平洋大学)の人材育成教育」と題した講演が行われました。APUはさすがに私立大学というより民間企業で、海外でのブランド力を高めつつあり、国際学生・国内学生・企業ニーズへの対応など、マーケテイング戦略を経営に活かしていると思いました。この研究会では、「道州制」(または「広域連合」)導入をにらみ、これまで九州の経済社会が求める公立大学を九州にある公立大学を統合して(合併ではない)行うにはどうしたら良いかを議論してきており、「グローバル人材育成」も、アジアとの交流による成長戦略を描く九州の自治体・経済界にとって、最重要課題の一つです。今このような検討をしておくことは、数年後、道州制・広域連合が現実的になり、公立大学の地域における積極的な役割が求められるようになった時に役立つものと思います。(画像は国際定期船が就航する博多港中央ふ頭国際ターミナル。2013.7.23撮影。)

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